肌寒い日が続きますね。大人の生徒さんも、子どもの生徒さんも風邪ひきさんが多いです。みなさんも気を付けてね。
さて、今日はe4bで学んでいる、高校教師のMさんの成長のご報告です。
Mさんは私の小学生時代の同級生。(⇐何年前だい!というのはおいといて。。)
ある日、「千晶先生、英語を教えてください!」とご連絡がありました。聞くと、ずっと地方在住でチャンスがあれば、外国人の先生の「英会話レッスン」など受講されていたようでした。e4bで英語を学んでみたいなー、とずっと思ってくれていたみたいで、はじめにご連絡いただいてから数年して、「えい!」と学びをスタートされました。
でね。高校の先生 Mさん。数学の先生なんです。英語ではなくね。
「数学の先生がどうして英語を?」と聞くと、
「これからは、生涯教育が教育が大事ですもの」とのお答えでした。さすが。
まさに、人生100年時代を実践しているんですね。
★リンダ・グラッドンさんの、人生100年自体の学びについては
こちらの記事をどうぞ⇒
さて、e4bでは、いきなり話すのではなく、第二言語習得論にのっとって、
まずはリスニングをしーーかりやります。そして、レッスンと同じくらい、レッスンとレッスンの間の自主トレーニングも大事にしています。そこで毎回リスニング時間を記録してもらいます。
今週のMさんのリスニング記録は
- 前のレッスンから140分聞き、
- 学び初めてからのトータルが132時間20分になりました!
とのこと。毎回、千晶先生は、「何か効果は感じますか?」と聞くのですが、
今週のレッスンでは、
「最近、ALT(英語の外国人の指導助手)が他の先生と話している英語がわかったの!その先生は、きっとALTが何を言っているか、わかってないみたいだったけれど」
と嬉しい報告がありました。
そうなんです。話す前に、「リスニング」をしっかりすると、レッスン以外でもだんだんご自身の生活であれ?まえ聞こえなかった英語が聞こえるぞ!という瞬間ができてきます。ピン!とくるんです。
こうなると、勉強することが、「楽しく」なってきますね。
おおー、ここまで来たか、と千晶先生もうれしくなりました。
というわけで、Mさんに次の段階の「話す力」のトレーニングも導入しました。
リプロダクションをしたり、英借文も導入。
リプロダクションや英借文はこちらを見てね⇒詳しくは
英借文では、テキストの中から
話せる言葉を拾っていって、自分の生活の中で、どう使うかを考えていきました。
今回はBBL4から
”Well, Day one is always hard, but then it will get easier"という表現。
「はじめはみんな難しいのよ。でもだんだん楽になるわ」
(千晶先生訳)
次のレッスンまで、チャンスがあったら、これをALTにこれ使ってみてね。
という形で、レッスンが終わりました。
楽しみながら、マイペースで、英語のコミュニケーションのチカラを付けて、生活をより豊かなものにしていってほしいと思います。