e4bのブログ

同時通訳をしていた私がビジネスパーソンや子供に英語を教える日常

【Kids】子供たちの4技能、こう育てたら、スムーズだったよ。

こんにちわ。子どもたちがでていく社会は、今後ますます、グローバル化も進むだろうと思います。特に英語の四技能については、特に耳にします。そこで、純粋に英語の民間教育者の立場から、「子供たちの四技能、こう育てたらスムーズだったよ」という体験を、ちょっと不安に思っている保護者の皆様向けに、シェアします。

 

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子どもたちが出ていく社会はグローバル

  

 

今、世の中、来年度の大学入試の外部試験が延期になったり、

www3.nhk.or.jp

 

さらに、来年度は大学入試は英語の試験は二技能(リーディングとリスニング)で試験されることになったり、

www3.nhk.or.jp

騒がしいですね。議論は、少しずつ前進しているようにも思いますが、願わくば、政治の道具にならないといいな、と願います。

  

今日は、英語教室を約10年運営してきた経験から、こうしたらスムーズに育ったように思うよ、ということを書きますね。公立小学校に通っているお子さんをベースに考えていきます。

 

まず見落とされがちですが、「子どもたちの思考のチカラ」はとても大事です。

これは、母語、日本語で育てる親のお子さんなら、日本語が母語になります。

ここをよ~く育てるのが大事だなと、個人的には思っています。

英語は、ぶっちゃけると、「考えたものを表現するツール」にすぎないから、

「自分の気持ち、思い、感情を表したり」「配慮したり」「ここで何したらいいかな」と発想するチカラのもとになるのでとても母語のチカラは大事です。このチカラが将来、「僕はこう思うよ」「あなたはそう思うんだ、違いはここだね」などと考えるベースになるからです。受験でいうと、小論文とかね。

ここがしっかり育っていれば、「英語がへた」でも日本で生きるチカラは育つのですよ。英語がダメなら、通訳つけてもいいからね。というわけで、ここはひとつ、保護者の皆様、よろしくお願いいたします。

 

子どもたちがおながにいるときから、そして生まれた瞬間から、ご家族や友達と、

母語でたくさん話しかけてあげたり、お話する時間を楽しみながら過ごしてほしいなと思います。。

 

さて、英語の話に戻るとね。上記のように、日本語の発育を重視しつつも、その一方で、少しずつ英語に楽しみながら触れていくのがよいかなと思います。

本当に小さいうちは、お母さんとお家で絵本を楽しむでもOKです

コミュニケーションの学びで言われる4技能は、全部がいっぺんに育つわけではなく、

  1. リスニング
  2. スピーキング
  3. リーディング
  4. ライティング

の順番が無理ない学びの順序です。

 

e4bキッズでは、

学齢に合わせてこの4技能の発育を無理なく育てられる

mpiの9年間カリキュラムを導入しています。⇓これね

 

 

www.mpi-j.co.jp

 

これはmpiさんが、約40年、日本の子供向けに開発されたカリキュラムですが。

ざくっというと

 

  1. 幼少期~小2で、楽しく音に親しみながらなれる、
  2. 小3,4年で、音と文字をフォニックスでつなげる(フォニックスは下のリンクをみてね)
  3. 小5,6年でスピーチ、プレゼン、ドラマを演じる、ディベートの基礎の基礎をやる。
  4. 中学生で、プレゼンテーション、ディベート、PCを使ったリサーチなどにチャレンジ 

 

こんな形でやりながら、(ここからは個人的な意見ですが)

子どもの意欲や成長具合に応じて、時々英検などで文法整理をするというのがいいと思っています。

ざくっとまとめると、、

  • 児童のうちはリスニングから次第にコミュニケーション(会話、スピーチなど)のチカラを伸ばす。
  • 一定の期間文法に揺り戻してあげる。

この文法へのゆりもどしに、英検などの活用は効果があると思っています。

(いや、別に全員、英検を受けなくてもいいけどね。部活が忙しい子は、自分でゴール設定をしましょう。たとえば期末で80点とか。)

  • そうして文法のハードルをある程度クリアしたらまた、コミュニケーションの期間でチカラを養いつつ、過ごす。

 

こんな風に、学びの重点を少しずつ期間によって揺らしながら育てるとスムーズな気がしています。

 

e4bキッズだと、英語をやらない幼稚園で育ち、公立小学校で学んでいるお子さんで

  • 小2から学び、小6で、英検4級
  • 小3,4で学び 中1で英検5級
  • 小4から学び、高1で英検準2級

という実績です。

 

  • やりたい子はどんどんやらせる。
  • ちょっとやってみて興味をもつようならどんどんやらせる。
  • 他のことが向く子は、無理じいしない。

 

くらいのスタンスで、焦らず、まずは、幼少期は様子をみながら楽しむ、でも大丈夫かなと思います。

 

ま、「英語の事業者さんや塾」としては、もちろん、「お母さまの不安」もあおるけれど、焦らず、それぞれのお子さんの様子や特性をみながら、楽しみながら育てるのがいいのではないかな、と思います。