E for Kids(2020年現在はe4bキッズとなってます。)で英語を習っている小6、中1の子どもたち。、小学校3,4,5年生まで、耳から聞いて、たくさん使ってきた表現があります。それを、そろそろ文法で整理する時期になりました。
今までなーんとなく、口ずさんでいた英語も、文法を知ることで
へええー!そうなっているのか!
こういう意味なんだー!
と整理整頓されていくようで、
わっかると、おもしろーーい!!!と言って帰っていきます。
千晶先生は、
子どもが「へえええー!」と思ったら
へえ、へえ、へえ、といって、机をたたくようにいっているので、
うるさくなります。(「へえボタン、わかる人いるかな。」)
例えば、こんな教材で、小学校1,2,3,4年生ごろ、さんざん会話を耳で聞いてました。
こどもが大好きな、「ナンセンスでおもしろーい」絵本もたくさん読みました。
The Lady with the Alligator Purse
子どもたちは、今までは耳と口でたくさんたくさん、きいて、踊って、演技をして、楽しんでいました。
さて、今年小6と中1の彼、彼女。
今年から、Grammering 2 という教材をつかって、文法で整理を始めています。
三人称の単数には「動詞にsがつく」のです。でも子どもたちに
「三単現のs」っていっても なーんのこっちゃ??
と言われるのが落ちです。
そこで、できるだけリアルに、みんなで、英語で楽しみます。
I,は私、You、はあなた、Heは、男の人をさして、She、は女の人。この概念を繰り返し繰り返し、写真をつかったり、カードゲームをしたり、楽しみます。
例えば
自分をさして、 I like baseball.
向かいの男の子をさして、You like baseball.(ホントに、野球好きなのです)
大谷翔平の写真をさして、He is Shohei Otani. He likes baseball!
イチロー選手の写真をさして、He is Ichiro.He likes baseball!
福原愛選手の写真をさして、She is Ai Fukuhara.She likes table tennis.
なんてことを繰り返し繰り返し。
そして次第に、[三単現のs]の法則を自分で見つけていきました。
子どもなりに、理解を子供たちの言葉で返してきました。
「このsは彼だから!」とか、「このsは彼女だから!」と。そして、次第に
「ひとりじゃなくてえーー、ふたりじゃなくてえーーー、さんにんだからーーの、s!」
という掛け声がでてきました。
この段階でようやく、テキストを開いて「これ学校で三単現のs」って言われると思うけれど、このことだから、と教えます。
さて、こんな風に、理解をして初めて、英文に戻ります。
を学んだので、子どもたちは洋書を自力で読みたおしていきます。
ただ、ここからは、文字だけを読むのではなく、
「He/sheだからのs!を探せゲーム!!!」などとして、
見つけたら、教えあうことにしました。
三単現のSをみーつけた!
[複数のs]と、[He/Sheだからのs]を次第に区別がつくようになってました。
この写真ね、本当はかわいい顔を載せたいけれど、子どもの安全に配慮して、指だけのご登場でご勘弁。。。
それと、「へえボタン」、どっかでうってないかな。